本記事では北海道でおすすめの移住地域を紹介します。
北海道の各地域の魅力や補助金制度、誰にそのエリアがおすすめなのかなど具体的にまとめています。北海道移住のメリット・デメリットを参考にしつつ、ぜひご活用ください。
リゾバ.comは小樽や富良野といった、さまざまな北海道の場所のリゾートバイト情報を掲載しています。リゾートバイトで北海道に移住体験してみたい方は、ぜひ一度コーディネーターにご相談ください。
移住の目的によって北海道でおすすめの地域は異なる
北海道は、日本の都道府県の中で一番土地の面積が大きいのが特徴です。
そのため各地域によってさまざまな特色があります。
北海道の都心部である札幌市中央区は、商業施設や企業のビルが立ち並び、ほかの地域と比べて近代的な街の雰囲気です。公共交通機関や観光スポットも充実しており、移住しても街の利便性には困りません。
北海道に移住しても、東京や大阪に行く機会が多い人、街の利便性を重要視する人におすすめです。
一方で東川町は自然が多く空気がきれいな地域です。東川町の東部は広大な大森林を形成し、日本最大の自然公園である大雪山国立公園があります。
自然に囲まれ都心の喧騒を忘れてのびのびと過ごしたい人におすすめです。
北海道で人気・おすすめの移住地域10選
北海道で人気・おすすめの移住地域をまとめました。
- 札幌市中央区
- 帯広市
- 旭川市
- 函館市
- 東川町
- 恵庭市
- 上川町
- 沼田町
- 深川市
- 小樽市
「移住の目的によって北海道でおすすめの地域は異なる」で解説したように、北海道に移住する目的によっておすすめの地域は異なります。
本章で各地域の特色を理解しつつ、移住するエリアを検討するようにしましょう。
札幌市中央区
札幌市中央区は、北海道の中心地で移住先として人気の地域です。
商業施設や交通機関、オフィス街が充実しており、なんでも揃っているのが特徴です。
誰もが一度は聞いたことがある「すすきの」も中央区にあります。2023年11月にはココノススキノという大型商業施設もオープンし、さらに活気で溢れるようになりました。
札幌市中央区は都会的な側面がありますが、自然も溢れています。都会の充実さを楽しみつつ、円山動物園や北海道神宮、大通公園などで気軽に自然の空気を味わえるのが魅力です。
また北海道の中でも冬の気温がそこまで冷え込まず、除雪作業もしっかりしているため、初めて北海道に移住される方におすすめの地域です。
帯広市
帯広市は、十勝エリアの中心拠点となる地域です。
街並みは高いビルが少なく、歴史的な建造物が多いのが特徴。グルメの街としても有名で、豚丼は帯広発祥と言われています。また農業王国の名に恥じない東京ドーム210個分の土地を有する八千代牧場もあります。
帯広から札幌まで特急で3時間近くかかるものの、医療機関や商業施設など生活に必要なものが充実しているため不便がありません。
帯広市独自で実施している「帯広・十勝移住就職応援プラン」や、「UIJターン新規就業支援事業」などの支援制度があります。移住に対しても積極的で、相談すればしっかりサポートしてくれるでしょう。
旭川市
旭川市は、札幌市に次いで第二の拠点都市と言われています。
札幌までは電車で1時間半と交通の便が良いのが特徴。北海道の主要都市により、医療機関や商業施設などの充実度も申し分ありません。
また札幌市ほど人口が多くないため、「のんびり落ち着いて生活したいけど、生活の利便性も欲しい」という方におすすめの移住地です。
旭川市はオンラインで移住の相談ができるサポートを設けています。東京や沖縄に住んでいても、旭川市の職員に気軽に相談できます。
移住支援金制度や移住体験施設などの相談にぜひ活用してみましょう。
函館市
函館市は、北海道の中でも比較的温暖な気候を持つ地域です。
1月でも最低気温が氷点下にならない日もあります。北海道の寒さに慣れていない本土から移住する人も、函館であれば過ごしやすいといえるでしょう。
また函館は港に面しているため、海鮮を中心としたグルメも有名です。朝イチにとれた新鮮な水産物を市場で安く購入することもできます。
もちろん北海道の代表的な都市だけあって、商業施設・医療機関ともに充実しているのも魅力。
函館市は定期的に移住セミナーを開催しており、オンライン相談窓口も設けられているため気になる方は相談してみましょう。
東川町
東川町は、旭川市から13キロほど離れている場所です。
北海道でもトップクラスの雄大な自然を有し、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」があります。大雪山の雪解け水を生活水としているため、上水道がなく自然の恵みを感じながら生活できるのが魅力です。
そんな東川町は人気の移住先の街として知られています。年間転入者は多いときで700人を超えるほどで、年々注目度が高まっています。
隣接の旭川市の求人が豊富のため、仕事に困ることもありません。気になる方は東川町が保有する施設で移住体験をしてみましょう。
恵庭市
恵庭市は、札幌市と千歳市との中間に位置します。
豊かな自然環境に恵まれており、花の街として有名です。恵庭の名所である「花の拠点はなふる」では、バラを始めとした珍しい花々が咲いています。
また恵庭の魅力は自然だけではありません。都会的な側面もあり、スーパーやドラッグストアなど商業施設も充実しています。
とはいえ都会のように騒がしいわけではなく、恵庭市は札幌市と比べて落ち着いた雰囲気があり、静かに暮らしたい方にもおすすめです。
恵庭市は積極的に移住者を集めており、オンライン移住相談や移住生活費シミュレーションなど、さまざまなサポートを提供しています。オーダーメイドツアーのように独自のサポートもあるため、気にある方は問い合わせてみましょう。
上川町
上川町は、大雪山国立公園の玄関口として有名です。
大雪山がある中部エリア、ラベンダーが香る南部エリア、天塩川が流れる北部エリアの3つのエリアに分かれています。
そんな上川町は有名な観光スポットでもあります。層雲峡温泉や開放感抜群の大雪山黒岳ネイチャーテラスなど、温泉からキャンプ、登山までまさに大自然を満喫できる移住地といえるでしょう。
沼田町
沼田町は、豊かな自然と田園風景が特徴の地域です。
旭川市から西に約40キロの場所に位置し、3,000人ほどの町民が居住。のんびりした雰囲気が魅力で、「歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり」を取り組みのコンセプトとしています。
また沼田町全体が子育てしやすいまちにするため力を入れています。沼田町の移住・定住公式サイトでも「子育てのまち沼田町」と謳っているほどです。子育て世代が移住しても安心して暮らしていけるでしょう。
オンライン移住相談のサポートも設けられています。困ったことがあればなんでも聞いてみましょう。
深川市
深川市は北海道の中央に位置する都市です。
商業施設・医療機関ともに整備されており、冬は除雪作業にも力を入れています。自然が多く、町全体がのんびりとした雰囲気で、本土から移住する方でも快適に生活できるでしょう。
また公共交通機関の利用で札幌まで約1時間、旭川まで約20分と北海道の都心部にも行きやすいのが魅力。プライベートは深川市で自然とともにのんびり暮らしつつ、仕事は札幌市でテキパキと働くというメリハリのある暮らしも実現できます。
公式サイトでオンライン移住相談も受け付けています。移住支援金や移住体験、求人情報などが充実しているため、気になる方は相談してみましょう。
小樽市
小樽市は北海道の西海岸に位置する港町です。
観光地としても有名で、シーズン問わず多くの外国人観光客が訪れるほど、小樽市にはたくさんの魅力があります。新鮮な海の幸をお得に楽しめるのはもちろん、異国感溢れる街並みは散歩しているだけでも楽しいでしょう。
また小樽から札幌まで快速電車を使えば30分と、アクセスも良好です。普段の生活は小樽で満喫して、休日は札幌駅やすすきのでショッピングや娯楽を楽しめるという魅力があります。
小樽は移住支援制度も充実しており、特定の条件を満たすと単身に60万円、世帯に100万円の移住支援金をサポートしてもらえます。気になる方は問い合わせてみましょう。
北海道に移住するメリット・デメリット
【北海道に移住するメリット】
- 大自然を身近に感じながらのびのびと過ごせる
- 空気やご飯が美味しい
- 家賃が安く家が広い
- 台風が来ない
北海道は自然が多い地域です。山岳地帯や湖など自然に溢れており、街並みが栄えている中心部であっても空気が澄んでいてのびのび暮らせます。
また北海道は美食の街と呼ばれるほど、ご飯が美味しいのも魅力。新鮮な海の幸を気軽に安く堪能できる上に、寒暖差が激しい北海道の土地で育った糖度の高い野菜はまさに絶品です。
【北海道に移住するデメリット】
- 冬の交通の利便性はあまり良くない
- 雪かきのように日常生活でさまざまな不便がある
- 賃金が安い
- 移動には車が必要となる
北海道にはたくさんの魅力があるとはいえ、冬の交通の利便性はあまり良くありません。
雪が激しいと、地下鉄以外の公共交通機関は運休になります。当然ながら自家用車での移動も大変で、雪道でも問題なく走れるようなスキルと慣れが必要となるでしょう。
また冬は成人女性くらいの雪が積もるため、玄関前の雪かきをしないと外に出れません。その上、賃金もほかの土地と比べて高くない点がデメリットとして挙げられるでしょう。
北海道移住の注意点
「北海道の冬を体験する前に移住しないこと」が北海道移住の注意点です。
本土とは違い北海道の冬は非常に厳しいといえます。ほかの地域と比較して気温が暖かい札幌市でも、冬は氷点下7°近くまで下がります。吹雪くときもありますし、雪で道が凍って滑るのは日常茶飯事です。
近所のスーパーに買い物に行くのにも一苦労があります。身の回りの物で対策できるものの、滑るストレスと怪我をするリスクが常に付きまといます。
夏は涼しく快適に過ごせても、冬が来てから大変さを知り後悔してしまっては遅いです。一度北海道の冬を体験してから、移住するか判断するようにしましょう。
北海道で移住体験をするなら、リゾートバイトがおすすめです。
リゾバ.comでは、ニセコや富良野、ルスツなどさまざまな地域の求人を掲載しているため、あなたが移住したい地域に合わせてお仕事の紹介が可能です。
経験豊富なコーディネーターに相談して、北海道移住を叶える一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
北海道移住でよくある質問
北海道移住でよくある質問をまとめました。
- 「北海道に移住するのはやめとけ」と言われる理由は?
- 北海道に移住しても仕事がないって本当?
- 北海道で移住を体験するにはどうしたらいい?
「北海道に移住するのはやめとけ」と言われる理由は?
北海道に移住するのはやめとけと言われる理由はさまざまです。
・冬のシーズンは生活しにくい
・給料が安い
・熊が出る
確かにやめとけと言われる事実はあるものの、北海道にはそれ以上にたくさんの魅力があります。やめとけと言われても移住したいか、理由を上回るほどの魅力があるのかを確認した上で、移住を決めるようにしましょう。
北海道に移住しても仕事がないって本当?
よほど選り好みしない限り、北海道に移住して仕事に困らないでしょう。
札幌市の中央区に仕事が集中している傾向にあるものの、恵庭市や小樽市などの地方にも十分仕事はあります。ただし仕事があるからといって、現地に移住してから求人を探し始めては後悔につながります。
移住を決める前に、住む予定の地域の求人情報を把握しておくと良いでしょう。
もし仕事が心配であれば、一度リゾバ.comを活用してみてください。現地で働く体験ができる上に、北海道が自分に合っているか、住み心地が悪くないかなどを確かめられます。
まとめ|リゾバ.comを活用して北海道の気になる地域に移住体験してみよう
本記事では、北海道でおすすめの移住地や移住するメリット・デメリット、注意点を解説しました。
北海道は土地が広いため、たくさんの移住地の選択肢があります。それぞれ地域ごとの特色があり、自分の目的ややりたいことに合わせて移住地を選ぶのが成功のポイントです。
とはいえインターネットや本で得た情報だけで、闇雲に移住先を決めても後悔することになります。失敗しないためにも、まずは北海道でプチ移住を経験してみましょう。
リゾートバイトであれば、交通費や家賃、食費などの自己負担がなく、現地で移住体験ができます。リゾバ.comはホテルフロントや仲居、宿泊業務などさまざまな求人を掲載しています。
リゾバ.comを活用して、北海道のプチ移住を叶えてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
リゾバ.com 編集部
リゾバ.com 編集部
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