【美しさに思わず息をのむ】日本の冬の絶景！7選

雪がしんしんと降る中で見た景色に、心が洗われた経験がある人も多いのではないでしょうか？今回は、日本の冬にしか見ることができない絶景を紹介します。雪や氷で覆われた普段とは違った絶景を見に行こう！

白金青い池（北海道）

その名の通り、水面が澄んだコバルトブルーに輝いて見えることから、「青い池」という呼び名で親しまれている人気の観光スポットです。その美しい青色はもちろん、カラマツや白樺の木が水没し、立ち枯れてなお池にたたずむ様子が、まるで違う世界に来たような雰囲気を感じさせます。11月頃は写真のようにカラマツが雪化粧をする姿を見ることができて、12月～4月頃までは池が凍結し、雪が降り積もることで一面真っ白な世界になります。また夕方からライトアップするので、青白い光と雪景色のコントラストを楽しむことができます。

【住所】北海道上川郡美瑛町白金
【アクセス】JR美瑛駅より車で20分

蔵王の樹氷（山形県）

蔵王の樹氷（じゅひょう）は、毎年12月下旬～2月下旬頃まで地蔵岳の山頂周辺で見ることができます。広大な敷地に雪と氷で覆われている樹氷の景色が圧巻で、スノーモンスターとも呼ばれています。蔵王の樹氷を楽しむ方法は、ロープウェイに乗りながら眺める、地蔵山頂駅にあるテラスの展望台から一望する、蔵王温泉スキー場で、樹氷を眺めながらスキー・スノボードを楽しむなどがあります。

【住所】山形県山形市蔵王温泉土合709-1
【アクセス】JR新幹線山形駅よりバスで45分

相倉合掌造り集落（富山県）

夏はのどかでどこか懐かしく美しい日本の原風景に心癒される相倉合掌造り。冬になると集落が雪に覆われ、まさに真っ白な銀世界に変わる様子は、幻想的な世界を見ているようです。大きな三角屋根が特徴の合掌造りは、江戸時代から明治時代に建てられたもので、1995年に世界文化遺産に登録されました。現在も20棟の家屋があり、実際に人々が生活をしています。集落内には合掌造りの家屋を利用した民俗館や和紙すき体験などを、楽しみながら学ぶことができます。

【住所】富山県南砺市相倉
【アクセス】JR城端線城端駅から世界遺産バスで25分

三十槌の氷柱（埼玉県）

まさにこれぞ知る人ぞ知る、冬にしか見られない埼玉県奥秩父にある三十槌の氷柱（みそつちのつらら）。幅30m、高さ8ｍの迫力ある氷柱の景観は、自然が作り出した氷の芸術です。毎年1月～2月中旬まで「大滝氷まつり」が開催され、地元の人で賑わいます。お祭り期間中は寒くなったら焚火で温まりながら、カラフルにライトアップされた氷柱を楽しむことができます。

【住所】埼玉県秩父市大滝三十槌
【アクセス】秩父鉄道三峰口駅より西武観光バスで20分

飛騨大鍾乳洞（岐阜県）

岐阜県高山市にある全長800mの飛騨大鍾乳洞は、2億5000万年前は海で、サンゴなどの石灰石が長い年月をかけて雨水に溶けてできました。観光できる鍾乳洞としては、標高900ｍの日本一高い場所にあります。そして冬になると30ｍを超える壮大な氷柱が出現し、見る人を圧倒させます。冬は1月～3月初旬頃まで彩り豊かにライトアップされ、暗闇の中浮かび上がって見える様子は、神秘的で美しい自然の彫刻です。

【住所】岐阜県高山市丹生川町日面1147
【アクセス】中部縦貫道高山ICより車で30分

天橋立ビューランド（京都府）

天橋立（あまのはしだて）は、日本三景の一つで、全長およそ3.6kmの砂浜に約8000本の松の木が生い茂っていて、ウォーキングやレンタサイクルで散策することができます。天橋立の南側に「天橋立ビューランド」という観覧車やゴーカートがあるレトロな遊園地があり、アトラクションと景観を楽しめます。天橋立ビューランドには、「股のぞき台」という展望台があり、映え写真が撮れるスポットにもなっています。画像のように雪に覆われた天橋立の絶景を見ることができるのは、年に数回雪が積もった寒い日だけなので、とても貴重です。

【住所】京都府宮津市文珠
【アクセス】京都丹後鉄道 天橋立駅から徒歩5分

鳥取砂丘（鳥取県）

鳥取砂丘は、観光できる砂丘として日本最大級の広さを誇り、鳥取県を代表する観光地です。人気のスポットは、鳥取砂丘の入口から400ｍのところにある「馬の背」と呼ばれているところで、日本海の雄大な絶景を眺めることができます。また冬になり雪が積もると、見渡す限り真っ白な雪に覆われるので、白銀の世界にいるような感覚になります。毎年12月中旬～3月上旬頃までが比較的雪が降りやすく、特に1月～2月が積雪になる可能性が高いので、天気予報やライブカメラでチェックすると見逃さないのでオススメです。

【住所】鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
【アクセス】鳥取駅からバスで20分

さいごに

いかがでしたか？雪や氷で覆われた普段と違った景色は、冬にしか出会えません。限られた条件でしか見ることができない絶景もあるので、天気予報をチェックして見に行ってくださいね！