日本三名園(日本三大庭園)とは?歴史やベストシーズンなど見どころ徹底ガイド

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日本三名園(日本三大庭園)とは?歴史やベストシーズンなど見どころ徹底ガイド

あなたは日本三名園を全部知っていますか?全て行ったことがなくても名前なら聞いたことがあるという人も多いと思います。今回は、日本三名園の選定理由をはじめ、歴史や見どころ、アクセスについてご紹介します。

日本三名園(日本三大庭園)とは?

日本三名園とは、偕楽園(茨城県)、兼六園(石川県)、後楽園(岡山県)の美しい3つの日本庭園の総称です。「日本三大庭園」とも言われています。

いつ誰が設定し日本三名園(日本三大庭園)と呼ばれるようになったかは定かではありませんが、一般的には明治時代に発行された「日本名園案内」の中で、日本三名園という言葉が使用されたからと言われています。また、3つの庭園はいずれも江戸時代初期に造営され、当時の武士や貴族の文化を感じることができるという共通点があります。

三名園 徹底ガイド

偕楽園(茨城県)

歴史・見どころ

偕楽園(茨城県)

偕楽園は、水戸藩9代藩主・徳川斉昭によって、水戸徳川家の居城・水戸城の西部に造園されました。 斉昭公の領民とともに楽しむ場にしたいという強い思いから“偕(みんなで)楽(たのしむ)”という意味が込められています。斉昭公は造園に際して自ら構想を練り、5年の歳月をかけて1842(天保13)年に完成しました。樹齢800年を超える杉の木や静寂な雰囲気に包まれた竹林など有名ですが、梅の名所としても訪れる人々を楽しませています。

早春の訪れを告げる1月から3月がベストシーズン

偕楽園の梅

偕楽園を訪れるなら梅の花が見ごろを迎える1月から3月がおすすめです。広大な園内には約100品種3千本の梅の木が植えられていて、早咲き・中咲き・遅咲きと品種によって咲く時期が異なるため、長い期間楽しめます。毎年2月中旬から3月中旬には梅まつりが開催されます。

偕楽園でぜひ写真に収めたい<趣がある別邸・好文亭>

好文亭

園内に別邸として建てられた好文亭(こうぶんてい)。木造2層3階建てで本体とその北につながる平屋建の奥御殿からなり、全体を総称して好文亭と呼ばれています。梅の時期に合わせて訪れれば、趣ある建物と梅を一緒に撮影できます。好文亭は、中に入ることが可能で、カフェ「樂」では実際にお茶をいただくことができます。また、他ではなかなか見ることがない枡に入ったティラミスも一押しです。斉昭公も実際に家臣や領民を好文亭に招き、詩歌の会などを催したそうです。

アクセス

場所:茨城県水戸市常磐町1丁目
アクセス:JR水戸駅からバスで約20分

兼六園(石川県)

歴史・見どころ

兼六園

加賀藩主によって約180年の歳月をかけて造形された兼六園は、庭をただ楽しむだけではなく、広大な土地を活かして庭の中に築山を築き、邸宅や茶屋を点在させて立ち寄りながら全体を遊覧する廻遊式の庭園です。「広大」「幽邃」「険要」「静寂」「古雅」という6つの景観がコンセプトとなっていて、趣向を凝らせた園内は色々な風景が楽しめます。

ベストシーズンは冬!雪吊りが施された姿は冬の風物詩

兼六園の雪吊り

四季折々の魅力がある兼六園ですが、ベストシーズンは冬!園のシンボルでもある唐崎松が、雪の重みから枝折れを防ぐために設置された雪吊りが施された姿は、兼六園の冬の風物詩です。雪を身にまとった松は、冬の間だけ見られる特別な風景です。

兼六園で映え写真を撮るには!?<着物を着て兼六園へ>

兼六園で着物

近年、金沢観光する女子たちの間でブームとなっているのが着物を着て街散策をすることです。王道の着物から、大正レトロなデザインのものまでバリエーションが豊富にあり、自分好みの着物をチョイスすればテンションもUP!冬に着物を着て出歩くのは少し大変かもしれませんが、雪景色と着物姿は相性バッチリで、特に園内の和の雰囲気も相まって素敵なショットが撮れます。

アクセス

場所:石川県金沢市兼六町1
アクセス:金沢駅からバスで約15分

後楽園(岡山県)

後楽園の歴史・見どころ

後楽園

岡山県岡山市にある後楽園は、岡山藩主・池田綱政が藩主のやすらぎの場として、家臣の津田永忠に命じて作らせた庭園で、1687年に着工し1700年に完成しました。全長約640mの「曲水」が園内を巡り、池や滝などもある美しい景観は見どころの一つです。また、景観だけでなく藩主の居間や能舞台などの歴史的な建物があります。通常は見ることができませんが、特別公開時や和文化体験などで一般公開されるタイミングがあるので、その機会にぜひ訪れてみて下さい。

訪れるなら紅葉がきれいな秋がおすすめ

後楽園の紅葉

秋には園内で紅葉のライトアップが行われます。赤や黄色に色づいた木々がライトに照らされ、秋の夜長をロマンチックに演出。紅葉と灯りが織りなす幻想的な世界観に浸れる秋は、後楽園を訪れるのにおすすめのシーズンです。

映え要素が満載<紅葉とお城とライトアップ>

岡山城

秋に訪れれば、紅葉と園内から望める岡山城のライトアップの両方が一気に楽しめちゃいます。岡山城のライトアップイベント「烏城灯源郷」は、SNS映えする要素が満載です!過去には和傘や扇形のオブジェを使用し和の風情を演出され話題になりました。秋以外に、春と夏にも開催されるのでお見逃しなく!

後楽園へのアクセス

場所:岡山市北区後楽園1-5
アクセス:JR岡山駅からバスで約10分

さいごに

日本三名園(日本三大庭園)の歴史をはじめ、訪れるならいつがおすすめか、見どころや映えショットについて紹介しました。日本を代表する三大庭園、まだ行ったことがない方はぜひ制覇してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

あやたか

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リゾートバイト経験アリの中の人ことあやたかです。国内外問わず旅に出ることがとにかく大好き!海外は20ヶ国以上、国内は47都道府県全制覇!自他ともに認める「フッ軽」さんです。

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