雪が降る冬の北海道は銀世界と化し、まるで絵本の中に迷い込んだかのような美しい景色が楽しめます。この記事では、冬の北海道旅行を最大限に楽しむための温泉、イベント、グルメなど事前に知っておくと役立つ様々な情報をお届け!初めて冬の北海道を訪れる方はもちろん、リピーターの方もこのガイドを参考にして、冬の北海道旅行を存分に楽しんじゃおう!
冬の北海道はどんなことができるの?
白銀の世界 雪景色を堪能する
冬の北海道と言えば「雪」を連想する人が多いと思います。想像通り、都心部でも雪が降るので夏の北海道とは全く違う姿を見せてくれるのが冬の魅力の一つです。特に普段積雪がない地域に住んでいる方にとっては、一面に広がる雪景色は、別世界に飛び込んだような感覚になるかもしれません。普段とは違う特別感を演出してくれる雪景色をぜひ写真に収め、旅行の思い出の一つにしてみては?
食の宝庫 北海道でおいしいものを頬張る
おいしいもの天国・冬の北海道!海に囲まれているから海産物は特においしく、北海道を代表する鍋料理「石狩鍋」や根室地方の伝統料理「てっぽう汁」は、地元民も愛する郷土料理で一度は味わいたいおすすめグルメです。
極上の雪質でアクティブに体を動かす
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをする人なら、誰もが滑ってみたいと憧れるスキー場がたくさんある北海道。パウダースノーを堪能できるゲレンデが多くあり、国内外から極上の雪質を求めて多くの人が訪れます。スキー・スノーボードの他にも雪を活かしたアクティビティをして体を動かすのも、冬の北海道の楽しみ方です。
雪や氷などがテーマのイベントに参加する
北海道の冬と言えば、イベントが目白押し!特に、雪や氷などをコンセプトにした北海道ならではのイベントやキラキラと街を彩るイルミネーションなど、地域ごとに様々なイベントが催されます。祭りというとどうしても夏をイメージする人が多いと思いますが、北海道の祭りは冬がメイン!祭り事に参加すると、より北海道の冬の魅力を体感できるのでは?
冷え切った体をポカポカに 温泉で温まる
冬の北海道は寒いという大前提で訪れるものの、色々な場所を観光したり体を動かしたりして、疲れて冷え切った体を癒すには温泉が一番!北海道には数多くの温泉地が点在しているので、温泉を目当てに宿泊場所を決めるプランを立てるのもおすすめです。雪景色を眺めながら入る露天風呂は格別!
いざ!冬の北海道に行ったら何する!?どこ行く!?
雪景色が美しいエリア3選
レトロで幻想的な街並みが美しい小樽
港町として栄え、街中に運河が流れる小樽。運河沿いはおしゃれなカフェやレストランが多く1年を通して散策が楽しめる場所ですが、特に冬場は真っ白な雪に覆われまた違った顔を見せてくれます。夜になるとライトアップされノスタルジックでロマンチックな雰囲気に。友達同士で訪れるのもいいですが、カップルには特に一押しのエリアです。
絶対写真に収めたいスポットが盛り沢山の美瑛
雄大な自然景観が魅力の美瑛は、四季折々の美しい景色と出会えますが、冬場は一面銀世界が広がり、神秘的な景色を作り出します。広大な農地の中に1本、ポプラの木が佇んでいる「ケンとメリーの木」や、たばこのセブンスターのパッケージCMに採用された「セブンスターの木」など写真スポットとして大人気。観光客はもちろん、写真家たちからも愛されているエリアです。思い出とともにぜひ写真に美しい風景を収めてみてください。
冬の風物詩「流氷」を見ることができる網走
海の上を流れてくる氷の塊「流氷」は、冬の北海道を象徴する風物詩です。道内にはいくつか観賞スポットがありますが、オホーツク海沿岸に位置する網走では、観光船に乗って間近で流氷を観察することができたり、流氷の時期にだけ運行する列車に乗り車窓から楽しむことができます。
冬に食べたらよりおいしい!北海道三大ラーメン
コク深いスープに縮れ麺が特徴「札幌味噌ラーメン」
濃厚でコク深い味噌スープ、太麺で黄色い縮れ麺が特徴なのが札幌味噌ラーメンです。1950年代に屋台で提供されたB級グルメがはじまりで、今では全国的にも知名度抜群のラーメンとなりました。
あっさりとしたスープ「旭川醤油ラーメン」
旭川醤油ラーメンの特徴は、豚骨や鶏ガラがベースのあっさりとしたスープ。道内でも特に寒さが厳しいエリアなので、スープに多めのラードを加え、少しでも温まるようにと工夫が施され旭川ラーメンが生まれたという説もあります。
魚介で出汁をとった「函館塩ラーメン」
昆布とホタテなどの魚介でダシを取ったあっさりとした塩スープで、透明なのが函館塩ラーメンの最大の特徴です。また、具材としてお麩やナルトが乗っているものもあります。函館港の開港で、中国との交流が盛んになり、中国の食文化の影響を受けたと言われています。
スキー・スノーボードだけじゃない!冬のアクティビティ
銀世界の中をゆっくり歩く「スノーシュー」
スノーシューとは、雪の上を沈まずに歩くための道具で、西洋版のかんじきのようなものです。ブーツだと埋もれてしまうような場所を散策できるのが一番の魅力で、シカやキツネなど、野生動物の足跡を発見することも!?特別な技術や体力は必要ないので、誰でも気軽に楽しめて冬ならではの貴重な体験ができます。
雪の中を爽快に風を切る「犬ぞり体験」
訓練された犬が引くそりに乗って、雪で覆われた雪原を爽快に駆け抜けるアクティビティ。雪上を移動するのに、スノーモービルが普及する前までは、馬に代わる安全な移動手段となっていました。国内で体験できる場所は数少ないため、北海道を訪れたらぜひ体験してほしいアクティビティです。愛らしい犬とのふれあいも楽しみの一つ!
日本では北海道・知床でしかできないレア体験「流氷ウォーク」
知床半島でせき止められた流氷は密度が高くなることから、知床・ウロトではドライスーツを着て流氷の上を探検するツアーがあります。流氷と一緒にプカプカと海の上で浮かんだり、シーカヤック体験などができます。日本では知床ウロトでしか体験することができないとても貴重なアクティビィティです。
冬の北海道を存分に体感できる祭り
ユニークな雪像作品が楽しませてくれる「さっぽろ雪まつり」「旭川冬まつり」
雪をテーマにしたもので、雪像をはじめ氷像など大小様々なユニークな作品を見ることができます。全国的にも有名なのが、札幌市の「さっぽろ雪まつり」です。国内外から雪まつりを目当てに大勢の人が訪れます。また、旭川市の「旭川冬まつり」は、世界最大級の巨大な雪像をはじめ、市民が有志で作った雪像作品が見どころです。
氷の世界が美しい「層雲峡温泉氷瀑まつり」「千歳・支笏湖氷濤まつり」
氷像や氷の部屋など、冬しか体感できない氷の世界観にどっぷりハマれるイベントも寒い北海道ならではです。層雲峡温泉で開催される「層雲峡温泉氷瀑まつり」は、ライトアップも行われ神秘的な雰囲気が醸し出されます。支笏湖では湖水のスプリンクラーで吹き付けて凍らせた大小さまざまな氷のオブジェが立ち並ぶ「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」が行われます。
冬の夜を彩るイルミネーション「さっぽろホワイトイルミネーション」「はこだてクリスマスファンタジー」
イルミネーションのイベントは全国各地で催されていますが、雪景色とイルミネーションの光が織りなす幻想的な雰囲気は、北海道ならではの魅力です。札幌市で行われる「さっぽろホワイトイルミネーション」は、市内各所、札幌の街並みをキラキラと彩ります。また、函館市では、巨大なクリスマスツリーが展示される「はこだてクリスマスファンタジー」をはじめ、五稜郭や市内を彩るイルミネーションイベントが市内各所で開催されます。
北海道を代表する温泉地3選
雪景色を楽しめる「登別温泉」
北海道を代表する温泉地の一つで、火山活動によって形成された「地獄谷」は、地熱活動を体感することができる定番の観光スポットです。地獄谷からほど近い「大湯沼」は、自然の中にあり冬場は雪景色を楽しみながら入れる温泉として人気を集めています。
冬ならではのイベントも開催される「洞爺湖温泉」
火山活動によってできた洞爺湖のほとりにある温泉街で、2010年に温泉誕生100年を迎えた北海道でも有数の温泉リゾート地です。冬になるとイルミネーションのトンネルが温泉街を彩り、さらに2月に開催される「洞爺湖温泉冬まつり」では花火も打ち上げられます。
雪の結晶が見れる「阿寒湖温泉」
温泉に浸かりながら、阿寒湖と山々の雄大な景色が楽しめる阿寒湖温泉は、雪化粧をまとった景色が美しく、訪れた人を魅了します。阿寒湖の早朝は、フロストフラワーと呼ばれる氷の結晶が見られるのでぜひ冬に訪れるのがおすすめです。
北海道の冬を全力で楽しむために知っておきたいこと
冬の北海道の気温は?
北海道は一部を除きほとんどが亜寒帯気候に属していて、寒さがとても厳しくなります。12月の平均気温は 約-2℃、1月は約-4℃、2月は約-2℃となり、最低気温は-10℃を下回ります。
積雪量はどのくらい?
地域によって異なりますが、太平洋側よりも日本海側の方が積雪量は多い傾向にあります。年によって積雪量は異なりますが、多い年は200㎝を超えることもあります。11月中旬から4月中旬までの約5ヶ月間積雪が続きます。
服装はどうしたらいい?
風を通さない防寒用素材のアウターはマスト!手袋やマフラーなどのアイテムがあるとさらに暖が取れるのでおすすめです。足元は、積雪がある北海道では、滑り止めがついている靴やスノーブーツを履くよう心がけましょう。雪の上や氷の上は普段歩く感覚とは全然違うので、要注意!
さいごに
いかがでしたか?冬ならではの美しい景色やイベント、グルメ情報をはじめ、服装のポイントなど、冬の北海道の観光情報をお届けしました。北海道に旅行に行く際はぜひ参考にして、最大限に楽しんで下さい。
この記事を書いた人
あやたか
あやたか
リゾートバイト経験アリの中の人ことあやたかです。国内外問わず旅に出ることがとにかく大好き!海外は20ヶ国以上、国内は47都道府県全制覇!自他ともに認める「フッ軽」さんです。
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