「かけがえのないこの時間をもっと大切に」と感じるのがリゾートバイト

「楽しい時もそうではない時も…」とリゾートバイトの体験を赤裸々に語ってくれたK・Yさん。応募時は京都で働くことを希望していて、滋賀県では考えていなかったそうです。今回、希望とは違う滋賀県でリゾバをしましたが、果たして満足できたのでしょうか？早速みていきましょう。

1日のスケジュール

リゾートバイトを知ったきっかけ、やろうと決心した理由

京都に住んでみたい！

京都が好きで住んでみたいけど、引っ越すほどの気持ちはまだ固まっていなくて。リゾートバイトで気軽に京都に短期間住めたら良いなと思い、仕事探しをしました。結果、京都で仕事は決まりませんでしたが、京都まで日帰り圏内で行ける滋賀県でリゾートバイトが決まったのでまあ良いかなと思い、始めました。
リゾートバイトの魅力は、お試し感覚で、新天地ですぐに生活をスタートできるところです。さらに寮費や食費も、お金をかけないで生活ができること、仕事をしながら少しずつ周辺の観光ができるところも良いなと思います。

派遣会社、エリア、職種などの決め手

リゾートバイト探しの条件は4つ

ヒューマニックを選んだのは、ヒューマニックでしか自分好みの求人が見つからなかったからです。他のリゾートバイトの派遣会社でも探しましたが、1ヶ月の短期になるとなかなか求人がなくて。またヒューマニックは、仕事が決まるまでの対応が早かったことも良かったです。
今回のリゾートバイト探しの条件は、4つです。

1. 京都に住み込みで働く
2. 寮費・食費がかからない
3. 個室寮でプライベートが保たれている
4. バイクが持ち込める

結果、京都府内で条件に合う職場が見つからなかったので、範囲を広げて京都まで日帰りで行けるエリアで探しました。今回滋賀県で仕事を決めたのは、滋賀県から京都まで電車で数十分、数百円で行けると知ったことと、さらに寮が館内の客室寮で、旅館の温泉が入り放題だったからです。

仕事について

「調理補助」の業務とは

料理人が作った料理や出来合いのものを、懐石料理用の小さな器に盛り付ける業務です。難しい作業は一つもないけれど、一つの料理に対して100から200皿あるため、素早く綺麗に盛り付ける必要があります。仕事は3日くらいで慣れました。工夫したのは、何度も同じ事を聞かないで済むように、完成したものをスマホで写真を撮り、忘れる度に見返して覚えたことです。写真を撮ることは厨房でも推奨されているため、問題ありませんでした。

仕事がレベルアップしていくのがやりがい

やりがいに繋がったのは初めは口調がきつい社員さんが、仕事をテキパキとこなすうちに、徐々に丁寧な言葉遣いになっていき、任される作業もレベルアップしたことです。給料については、調理師免許を持っているから時給の値上げ交渉ができないか担当者に聞いたところ「簡単な作業しかないので交渉できない」と言われました。しかし実際は他のスタッフより明らかにスキルが必要な仕事を任されていたのに、給料に反映されないのが残念でした。

生活について

寮生活はすぐに慣れた

寮生活は1日ですぐに慣れました。コンビニまで2分と便利な環境で、その他スーパーやドラッグストア、100円ショップ、居酒屋などがあり不自由なく生活ができました。寮も館内にある客室寮で、さらに温泉も入れたから快適でした！仕事も残業がほぼなかったため、自由な時間がたくさんあり、オン・オフのバランスが取れました。
寮生活で持っていて良かったのは、洗濯ものがたくさん干せるピンチハンガーです。客室寮は、ハンガーをかけられる場所がほとんどないので、これがなかったら洗濯ものを干すのに苦労したと思います。

出勤日の昼と夜の2食は無料

出勤日の昼と夜は、仕出し屋さんのお弁当を無料で食べられるため、自分で食事を用意するのは、毎日の朝食と休日だけで済みました。たまに食べられる刺身や焼き魚が美味しかったです。
赴任した頃は休憩時間に近くの足湯へ行ったり、琵琶湖を眺めたりしていました。生活に慣れてくると部屋で寝るようになり、近くのGEOで漫画を一気に借りて読んでいました。

休日について

滋賀県は観光地がいっぱい！

休日は、琵琶湖や比叡山延暦寺、歴史を感じる街並みがある近江八幡、バームクーヘンで有名なラコリーナ、近江神宮へ遊びに行きました。京都の近くという理由で滋賀県を選びましたが、思っていた以上に観光地が多く、すごく楽しめました。働いていた時期がちょうど紅葉の時期だったのでお寺巡りも満喫しました！

念願の京都もしっかり観光して楽しめた

1人で観光するのも十分楽しいけど、近くのエリアで同じようにリゾートバイトをしている友達と休みを合わせて一緒に遊べたのが印象に残っています。当初の目的だった京都もしっかり観光して楽しめたので良かったです！

リゾートバイトを経験して…

納得ができなくても、折り合いをつけて先に進むことが重要

事前に担当者から「以前は職場環境があまり良くなかったが、今は改善された」と聞いていて、不安が少し残るようなソワソワした気持ちで職場へ行きました。覚悟して職場へ行ったけれど、口調や態度が良くない社員さんがいてストレスを感じていましたが、作業に集中して気にしないようにしていました。
ただ今回の職場で思ったのは、「それぞれの正義がある」ということです。絶対こうした方が良いのに！と私が感じる一方で、相手の主張もまたそれが最善だと思ってやっています。どれだけ話し合ったとしても、解決しないこともあります。そういう時は納得ができなくても、折り合いをつけて、物事を先に進める方が重要だと感じました。

かけがえのない時間を大切に

リゾートバイトはまたやりたいです。行ってみたいところ、やってみたい仕事がまだまだたくさんあるから。リゾートバイトであちこち巡りつつ、いろいろな仕事を経験していきたいです。
人との出会いも好きで、例えもう二度と会わないかもしれない人でも、縁があって一緒に働いたり遊んだりできるのは、とても素晴らしい経験だと思います。
リゾートバイトは、予め期間が決められているのが最大の特徴であり魅力であると思います。辛くても「この期間さえがんばれば」と思えるし、楽しい時は「かけがえのないこの時間をもっと大切に」と思えるからです。

リゾートバイトを検討している方に向けてメッセージやアドバイスをください！

どこへ行こうとも常に付きまとうのが人間関係。リゾートバイトにおいても変わりません。なるべく自分を偽らず、かといって我を通し過ぎず、うまい立ち位置を早く見つけると楽になりますよ！

リゾバ満足度